春祭りはついに明日ですね。
今日は、お天気が荒れ模様らしですが日曜は晴れ

天気予報どおりだと嬉のですが・・・どうなることやら。
でも雨の日の翌日は黄色いアイツが浮遊しているからキツイのだよねぇ・・・。
こんなとき花粉症ではなかったころの、自分に戻りたい!!
ピュアな自分に戻りたいぃぃぃ!!
と、ヤバイテンションの玄重はスペースには居りませんので安心して
お立ち寄り下さい。
15日はどうぞ、宜しくお願いします。
W・D ~ マユリ 編 ~
「ネム、現世の行事でホワイトデーとあるが一体なんダイ」
「・・・確か男性から白いナニかを差し上げる日だと草鹿副隊長が協会の折おっしゃっておりましたが、なぜですマユリ様」
普段であれば口答えなどしないはずが、現世の行事になぜ今更、そんな困惑が深かったのだろう。
「いや、先月に黒崎一護からチョコを貰ったダロ?それと対になる行事があると耳に挟んでネ」
ちょうど一ヶ月前、マユリの想い人でもある橙色の彼が、チョコを配っていた。
だれが本命か!と一時期騒がしくもあったが、今回も何か事件が起きそうだ。
きっとチョコを貰ったクズ共は、こぞって一護の元へと向かうだろうし、情に篤いお人よしの一護は、お返しを背負ってコチラの世界へやってくるに違いない。
そうなれば、マユリの思惑など潰れたに等しい。
尸魂界最高の頭脳をフル回転させ、対策を練るが相手が同じ隊長格とあっては、なかなか難しい。
フム、と顎を撫で考える素振りを見せながら、マユリの口元に不気味な笑みが浮かんだ。
「しかし・・・男からとはネェ」
少しだけ締まりのない顔を晒すマユリに、ネムは小首を傾げながら問うた。
「だってそうダロ、男で白いと言ったら出せるモノなんぞ、決まったも同然ダヨ。全く、現世は破廉恥なイベントが盛り沢山ダネ!」
「あぁ・・・、マユリ様それは子種ですか」
「お前にしちゃ、よく分かったネ。それじゃ、他の誰かに種付けされる前に、良質な胤を一護へと届けに行ってくるよ」
浮足立った様子で立ち去るマユリの背中を、ほんのりと頬を染め期待に満ちた瞳のネムが見送った。
「マユリ様、私は・・・顔は黒崎さん、性格はマユリ様な妹が欲しいです」
「ふん、可愛い子供になりそうダヨ」
どの隊長格よりも早く現世へと向かった、マユリの野望が果たされたかは、報告に上がっていないため不明だ。
白いアイツにギュンと来たの巻でした!
顔が一護でも、性格がアレじゃ全くもって可愛くない!!!
心の目で見ると、可愛く思えるのか?疑問なり。

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